JOGGOのエイジングってどうなんだろう?
手軽に自分の好きなカラーの革製品をオーダーメイドできるJOGGO(ジョッゴ)。
牛革製品と言えばエイジング(経年変化)を楽しめるのも魅力の一つです。
そこでJOGGOの革製品を半年使い続けるとどうなるのか?
JOGGOのエイジング前とエイジング後の状態を紹介したいと思います。

今回エイジングしてみたのは本革長財布と二つ折り財布です。
JOGGOのエイジングってどうなる??
本革長財布のエイジング
左側がエイジング前、右側がエイジング後になります。
カードを入れていた跡がうっすらと出ています。
しかし、色におは大きな変化は見られないようです。
表面に艶が出てきているような感じはします。
二つ折り財布のエイジング
左側がエイジング前、右側がエイジング後になります。
こちらもカードを入れていた跡が出てきて、シワ感も出てきました。
色には大きな変化は出ませんが、表面に艶はしっかりと出てきています。

JOGGOの本革長財布と二つ折り財布エイジングを比較してみました。
JOGGOはの財布はヌメ革などと違って、大きな変化はあまりない財布という事が言えそうです。
エイジングについて簡単に説明
エイジングについて2つの点から簡単に説明します。
なめし方について
革とはそもそも動物の皮です。(JOGGOで言えば牛)
動物の皮のままでは腐ってしまったりしますので、それを革に変えて財布や靴などに加工していく過程があります。
その過程を「なめし」と呼びます。
なめしは大きく分けて「タンニンなめし」と「クロムなめし」の2種類に分ける事ができます。
現代ではほとんどの製品が「クロムなめし」で作られています。
理由としては、安く作れるたり、簡単に作れたりするという利点があります。
また、クロムなめしで作られた革は、手入れが非常に手軽です。
JOGGOもクロムなめしで作られていますが、クロムなめしで作られた革はエイジングによる経年変化が少ないという特性があります。
着色方法について
革製品の着色方法には「染料仕上げ」と「顔料仕上げ」の2種類があります。
染料仕上げは革を染める方法なので、革の内側にまで色が入ります。
顔料仕上げは革にペンキを塗るようなイメージで、革の表面に色をコーティングするような形です。
どちらが良いという訳ではありませんが、染料の場合鮮やかな色を入れる事はできませんが、顔料の場合は鮮やかな色の革製品を作る事ができます。
エイジングという点では、染料で染めた革製品の方が色の変化が楽しめたりします。
しかし、染料染めのアイテムを綺麗にエイジングする為には、日頃の手入れが必須です。
顔料の特徴としては、色の変化はほとんどしませんが、手入れがほとんどいらないという利点があります。
JOGGOはその鮮やかな色合いから顔料で染められていますので、色の変化はほとんどありません。
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しかし、エイジング前と後の写真を比べると艶感が出ているような感じはありますね。
最後に
JOGGOのエイジングについて色々見てきましたが、
JOGGOのアイテムはエイジングによる経年変化は非常に少ないという事がわかります。
しかし、手入れがほとんど要らないというのは大きなメリットです。

ちなみに、どうしてもエイジングを試したいという方は、例えばココマイスターなどのハイクオリティの皮を使い、なめしや着色にまでこだわったブランドも視野に入れてみましょう。
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